やけど注意。

IMPACTorsの基俊介くん(の後頭部)しか見えていなかった人によるファンブログ

2022年冬、IMPACTorsで観劇三昧。

どうもお粥でございます。まだまだ新型コロナウイルスのfxxkinク●野郎めが猛威をふるっておりますが皆さん健やかにお過ごしでしょうか。

ご存知の方もいると思いますが、2022年1月〜2月とIMPACTors7人中4人、しかもお兄さん組が外部舞台に出演していたので、その感想をいつもの調子で述べようかと思います。あ、レポではないです。

何も始まらないけどはじめに

先に申し上げておきたいのですが、こんな状況下なのに出演舞台四つともを観に行けたのは、とても大変ありがたいことに運が良かっただけです。後述しますが思うように幕が上がらなかった舞台もあったし、強制的に幕を下ろされた舞台もあります。それ故に観に行けなかった人がいることも重々分かっているので、ここから先の文章は人によっては胸糞案件かもしれません。

ですが私はこれを書かなければならないという謎の使命感があるので、配慮がないと言われようが私は私が書きたい文章を書きます。これがいつか自分を含めた誰かのために役に立つと信じて。

ということで色々と悲しい記憶を呼び起こしたくない人は回れ右でお願いいたします。

私が思うお兄さん組とは

あ、ここで言うお兄さん組とはIMPACTorsの年長4人のことを指します。

  • 横原悠毅 1996年9月13日生まれ
  • 基俊介 1996年10月17日生まれ
  • 山拓也 1997年6月11日生まれ
  • 椿泰我 1998年2月10日生まれ

の4人ですね。そうです!「虎者 NINJAPAN 2021」グッズオフショット262番に写ってる4人です!*1

私の中でのお兄さん組は「全員変人」なイメージです。アウトレイジ*2ですね。変人は言い過ぎですが、それでも4人ともクセが強め。

脈絡もなしに突然ですけど、とりあえず私の好きなお兄さん組のISLAND TVの動画を観て欲しいです。

j-island.net

j-island.net

この動画だとわかりづらいかもしれないんですけど、やっぱり4人ともクセがだいぶお強めなんですよね。そして基くんの後頭部がきれい。

お兄さん組は横原くんのシュールな発言にすべてを持ってかれそうになるけど、私は影山くんの類稀なる発想力とセンス*3にいつも驚かされています。横原くんも影山くんもそれで顔も良くて、歌も上手いって卑怯すぎやしませんか。

自担である基くんはふっつーと見せかけて普通ではないと思っています。ふーんえっちじゃん、江ノ電自転車ニキ、自分の左手親指の腹を見てみて(以下略)*4…など、あなた絶対こっち側の人間だろって思っているので、いつか真正面から指摘してみたいです。さす(がにファンレターには書かな)いですけど。

椿くんはキャラというより何かが強い。いや、Snow Man向井康二くんとのエピソードまあまあ強い。そして何かと不憫。マジで報われて欲しいと思っている一人。

だから基くんが舞台に出るって聞いて、この4人が外部舞台に出るのが確定ってなった時、二郎系のラーメン屋さんでコールする時以上にドキドキしました。因みに野菜とアブラ少なめ、ニンニクマシマシが私のコールのデフォです。麺も少なめにして貰ってます。*5

それでは

という謎のキャッチフレーズを見出しにしながら、感想を述べていきたいと思います。

日に日に進化が止まらない、基俊介

「あの子より、私。」 全19公演
1月15日〜27日 よみうり大手町ホール(東京)、2月5日・6日 サンケイホールブリーゼ(大阪) 

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基くんの舞台の感想などは別記事で1万字程度にまとめたいと思っているのでここでは省略。ええ、正気です。

でもこれだけは言っておきたいのですが、1/15初日観た時と2/6の大千秋楽に観た時と全然違ってたと思います。特に最後のシーンのDJやってる時の仕草。私はどの公演でも双眼鏡越しに手元をずっと見てましたけど日に日にDJらしくなっていってるなあと思いながら観てました。基くん、これを機にDJやりませんか?今のところジャニーズJr.でDJやってる人いませんし。個人的に私はラップDEクッキング*6を諦めていませんよ!(笑)

やっと起き上がった獅子、椿泰我

「マウストラップ」 全17公演
1月12日~23日 俳優座劇場(東京) 

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私は1/20の夜に観劇。正直に申し上げて4人の中で一番楽しみにしていました。基くん、ごめんやで。

自転車やスキーって一度できるようになったら小脳がコツを覚えているから、何十年もブランクがあってもスイスイといけるのと一緒で、椿くんの演技も10年以上のブランクがあってもできるだろうと、めちゃくちゃ期待値が高かったわけです。スキーと一緒にすな。本人曰く、子役時代はお芝居のことは全く深く考えていなかったそうですが。

感想を一言で言うなら

ホントびっくりした!

本当の事だけにフォントがでかくなりましたね。

とにかく台詞の量が多い。これ全部覚えたん?すごすぎんか?しかも全然噛まないんですよ。前説は噛んでたし、巻き舌下手だったのにも関わらずですよ(笑)

そして主役のジャイルズの台詞とト書きの部分との切り替えがすごかった。表情だけでなく目が違うんですよ。本当に同じ人ですかと。多分声の出し方を変えてたのかなと思うけど、それだけではない表現力と集中力の高さ。

あと前説から本編への入り方はスムーズすぎて「え、もう本編!」ってなりましたね。一気にお話の世界に引き込む力が強すぎる。

ネタバレ禁止なお話なので言いたいことが言えないのがつらいなあ。でも最後の方のシーンでおっちょこ発揮してて「いつもの椿くん!」ってなった。モリー役の富田麻帆さん笑ってたけどちゃんと対応しててGJだった。

椿くん以外のことを申し上げますと、どの出演者さんの演技にも圧倒されました。特にトロッター刑事役の反橋宗一郎さんの迫力。声量めちゃくちゃ大きいし、どんどんどんどんみんなを追い詰めていく感じが怖かったです。釈由美子さんとか河相我聞さんとかテレビで見たことある俳優さんもいい感じでした。パラちゃんもレンもイラッとはするんだけど憎めきれないというかなんか可愛かったですね。

行ってないという方は公式動画で雰囲気だけでも味わってください。終わり方が綺麗なの。

www.youtube.com

開始5:00ぐらいのところがホント好き。なんか帝国劇場。全体的に指先の使い方まで動きが綺麗ですよね。そういうところも含めてフォント好き。

個人的には前説の時に立ってた上手側の位置が私から見てゼロズレだったんですけど「まだ始まってないんでもうちょっとラフに見てくださいね(ニコッ)」とされた時に、基担をうっかり降りそうになりました。いや、2日間だけ椿担になってました。この2日後にあのわたマチソワして基くんに戻ってこれたんですけど。それぐらいめちゃくちゃかっこよかったです。

つか、なんでこんな逸材を10年以上ほったらかしにしてたんだ。

磨きがかかってる秀才、横原悠毅

「GARNET OPERA」全17公演
1月21日~30日 EX THEATER ROPPONGI(東京)、2月4日~6日 森ノ宮ピロティホール(大阪) 
※ただし大阪全公演は中止となり、上演できたのは13公演

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東京公演を完走して、次はいざ大阪!しかも秀吉とゆかりのある地・森ノ宮*7で!のはずが、新型コロナウイルスの影響により大阪公演は中止となってしまいました。

私は1/23の夜に観劇しました。腰がしんどかったけどロキソニンテープ貼ってでももう一回観に行きたいと思った舞台でしたね。

感想を一言で言うなら

ホントびっくりした!

本当の事だけにフォントがでかくなりましたね(本日2回目)

横原くんの演技に関しては

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なところが多く、でも「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」の徳俵の旦那とのシーンを見た限りではそこまで下手ではないのかなとは思っていました。

ざっとパブサした限りインパ担からの評判は良いのだけど、一体どう演じるのか分からないまま観ました。

もうやられましたね。あなた歌もダンスも演出もお芝居も殺陣もできて、顔も強くて無敵すぎんか?空母サラトガか何かですか?逆にできないことは何ですかと。

ストーリーそのものは最低2回は観ないと咀嚼できないと思いました。実際、私自身ストーリーを咀嚼できてないのでここでは触れません。そのへんは何回か入った人に任せます。

でも横原くんの演技に焦点をあてると、木下藤吉郎の心の成長を上手く演じていたなと思いました。最初はヘタレな藤吉郎が最後はああなるワケですから。でもよくよく考えたら普段の横原くんとは真逆?なヘタレな役もハマるとかすごいな。

横原くん以外のことを申し上げると、上杉謙信役の村田充さんは仮面ライダー響鬼の時から知っていたんですけど、それ以外の俳優さんは初見でした。どの役者さんも舞台慣れしてると言いますか、演技だけではなく体の向きとか視線の向きとか見せ方がすごかったですね。こりゃお金払っていい舞台観てんなあって思いました。あとは女性陣美し過ぎな件。横原くん以外のシーンも双眼鏡でガン見してしまいました。特にお濃役の矢島舞美さん。ハロプロ時代を存じ上げないのでごちゃごちゃ言えないんですけど、もっと早く出会いたかったですね。

そう言えば私が入った時、横原くんのマイクの調子が悪かったそうです。それは帰宅後Twitterのタイムラインで知りました。「悪かったそう」と言うのはぜんぜん気付かなかったんですよね。だとしたら地声のボリュームすごいし、ピンチをその場の判断で乗り切る度胸な。

改めてとにかく何でもできるとか、横原くんマジでおそろしい……。

個人的には2幕冒頭編み込みで現れた藤吉郎に心を持ってかれました。ホントかっこよすぎた。うっかり担降りしそうになりましたね。しなかったけど。

期待を遥かに超えてきた、影山拓

「有頂天作家」 全38公演(貸切公演をのぞく)
1月15日〜28日 南座(京都)、2月1日〜15日 新橋演舞場(東京)
※ただし1月22日〜24日、2月1日〜11日は中止となり、上演できたのは19公演

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アクスタ入れて撮った横長の写真が、かべすで撮ったものしかなかった(笑)

2年前は全公演が中止になり、今年に入って京都で幕が上がったものの3日間公演が中止になったり、東京では幕がなかなか上がらなかったり、と一番新型コロナウイルスの影響を受けまくった舞台だったと思います。本当にお疲れ様でした。

J.Y. Parkの言葉を借りると「スターになる準備ができている人」っていうぐらい、私の中で影山くんに対する評価は元々めちゃくちゃ高くて、安心と信頼の影山拓也かなと思ってたら、もうこちらの期待を越えてきましたね。フォント何なの!

影山くんの表現力に関しては滝沢歌舞伎でこれでもかと見せつけられてはいるんですけどね。オープニングの時は草助って思えなかったんですけど、いつの間にやらもうすっかり「草助、頑張れ〜」と甥っ子を見守るようなおばの顔になっていました。本当に前歯にガンバレって書いてた*8人ですか?

何より草助と桃太郎のデュエットが本当に美しかった!なんかこの時だけでディズニーの世界でしたね。芝居はもちろんなんだけど、ぜひ影山くんにはミュージカルのお仕事もお願いします!

因みに私は2/13の昼に観劇しました。まずオープニングで涙が止まりませんでした。いや、さすがにそれは早いって。最後は大団円を感じさせるようなオープニングですけど「おはよう、こんにちは」で始まる歌が本当に身に沁みたんですよね。

ストーリーそのものは笑いあり涙ありの女の友情を描いた人情話でした。有頂天シリーズが初見なので毎回そうならずみまぜん。そもそもの上演時間が長いのでキャラが動き出すまでが長いんですけど*9、キャラが動き出すと展開もテンポよく進んで、伏線の回収が早かったし全部回収できてたし、わかりづらい点がなかったりと見ていて楽しかったですね。個人的には奈津と境遇が重なる部分があったので時には胸が苦しくなりながら観ていました。

<2/19追記>

影山くん以外のことを申し上げると片桐役の駒井健介さんの話は外せないと思います。南座に引き続き長谷川くんの代役として出演されたのですが、もしもの時のリスク管理として片桐のセリフを覚えてほしいとのことで覚えていたそうです。

とは言え、キムラ緑子さんのラジオでの発言*10によると、本番終わりに限られた時間の中で稽古を合わせただけだったそうなのですが、にしてもすごくないですか??これを機に駒井健介さんの応援をしようと思いました。ちゃんと前売りのチケット買うんで次の舞台楽しみにしています。

www.youtube.com

ダイジェスト観てるだけでも泣けてくる。本当にありがとう、影山くん。

これを機に期待すること

舞台作品に限らずテレビや映画の映像作品にもどんどん出てほしいです。特に椿くんはフォント、いや本当にもったいない。

IMPACTorsで「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」 を除いた映像作品に出たことあるのって年少トリオと椿くんだけなんですよね。その椿くんもジャニーズ事務所入所以降は全然出演してないんですけど。

グループ名の中にACTorsとある以上は、どんなステージでも歌も踊りも演技もガンガンこなせるグループになってほしいと思っています。

もう一回言うけどIMPACTorsは舞台だけじゃもったいない方々ですよ!

観劇三昧による思わぬ影響

意図的ではなかったのですが強制的にインプットをやったおかげでスラスラと文章が書けるようになりました。

思わぬ個人の特定につながるのでだいぶフェイクは入れますが、私とある媒体で定期的な連載をしていまして、コロナ禍に入ってからはスランプに陥っていました。こんな文章力でもギャラは貰って真面目に文章書いとるんです、書けるんです。ええ。

ネタもないし、時間かけて書いても文章のキレも悪いし、締め切りが苦痛だったんですよね。ちょうどこの期間中に原稿の締め切りがあったんですけど、比較的短時間でスラスラと書けて、文章表現も以前のような味わいを取り戻せたのではと自分では思っております。

こうして文章を書く気力が自然と湧き満ち溢れてる、インスピレーションが止まらないというのは大きいので、松竹歌舞伎会のランクのためにも定期的に観劇はしようと思いました。

余談ですがジャニ以外で観た舞台が維新派の透視図(2014年上演)が最後だったとかちょっとビックリ。そして維新派というワードだけで突如襲われるモンゴルパンが食べたい欲。昨年無理矢理京都行った時に*11モンパン食堂行けば良かったかな。

昔はよく舞台観に行ってたし、月に最低5本は劇場で映画観賞、プラスレンタルDVDで10本は観ていたのになんでやらなくなったのか。思い当たる原因はいくつかあるけど、そうしていた頃は質の良い文章も書けてたんですよね。

観る時間がないはただの言い訳で、忙しさや疲れを理由に観る時間を作ろうとしなかった自分が悪い。もう一回言うけどキャパとタスクがオーバーしてない限りは「時間がない」は言い訳に過ぎないんですよ。

ということで己への戒めにもなった良い期間でした。

そしてエンターテイメントが観た人の活力になるのは本当だと思います。単に楽しかっただけでなく、現にやる気を貰って毎日何かしら嬉々として文章を書いてる人がここにいるんだから。

今回の舞台でもIMPACTorsの4人だけでなく、共演者や裏方のスタッフの皆さんの努力みたいなのは感じました。特に「有頂天作家」は出演者が多かった分、大変だったのではと思いました。それもあってオープニングで泣いちゃったんでしょうね。

とりあえず次の現場まで銭コロチャリンチャリンできてるようにしときますわ。

そろそろ締めに入るので終わりに

基くんも、椿くんも、横原くんも、影山くんもみんな違ってみんな良かったです。散々長々と書いといてなんだこの小学生みたいな一文。

お兄さん組4人の経験値アップがこれからのIMPACTorsにプラスになると信じています。いや、プラスになってもらわないと応援する側もつらい。これ書いてる今も蕎麦ソ飲みつつ色々と思いながら書いてんだから。*12マジで頼むよ!私はクリエじゃなくて横アリでのコンサートを楽しみにしてんだから!

今回サクッと3000字程度にまとめるつもりが倍以上の量になっちゃいました。

さて次回は「段落構成が雑過ぎてごめん!舞台『あの子より、私。』の感想と考察を書いてみた」って記事を1万字程度にまとめようと思います。果たして1万字に収まるのか?それではあすたるえご!

*1:因みに261番は大河ちゃん、新くん、奏くんの年少トリオ

*2:北野武監督の映画。キャッチコピーは「全員悪人」

*3:TBS 「まるっと!サタデー」1/29放送回は全人類に見て欲しい、自ら志願して頭からワインかけられる人初めて見た

*4:ISLAND TV Jr. SHOWTIME 2022年2月のテーマ「5秒最上級な頑張れ!選手権」でアップされた大河ちゃんの5秒動画の元ネタ

*5:翌日の予定の兼ね合いでニンニク抜きになることもありますが

*6:テレビ東京系列「愛LOVEジュニア」内でのコーナー、DJは国分博くんが担当

*7:森ノ宮駅周辺は大阪城豊國神社といった史跡・名所がある

*8:ISLAND TV Jr. SHOWTIME 2022年2月のテーマ「5秒最上級な頑張れ!選手権」でアップされた動画

*9:きくと奈津が再会するまで45分かかってましたし

*10:エフエム京都「GOOD & NEW KYOTO」1/17放送回

*11:一つ前の記事「SAKE DIPLOMAの二次試験前日に京都南座まで日帰り遠征した女の末路」を参照

*12:だいぶ2/8更新の基くんのジュニア日記に引っ張られている